Monday, May 14, 2012

客から主人へ(客体から、主体へ)

電脳喫茶☆電脳酒場「めいどりーみん」に行って来た。
http://www.team-lab.com/news/index.php?itemid=831

チームラボがプロデュースしたメイド喫茶なわけだが、
そもそもメイド喫茶そのものが初めてなのである。

一人で行けるわけもなく、たまたまfacebookでイベントの
お誘いを受けたので参加した。

発見があった。

ご主人様=お客様ではない。

主体的に、めいどりーみんの世界に入り込む
主人公なのである。

メイドは、一見、主人公のように見えるのだが、
実は、小道具であり、名脇役なのだ。

一番の主役は、ヲタと呼ばれる熱心なご主人様。

彼らは、メイドのステージに合わせ一心不乱に
すごい踊りをおどりまくる。

その瞬間、彼らは日常生活から脱出し、
めいどりーみんの主人公に変身している
のだ。

このように、

費用を支払う人を「外部存在の客」ではなく
「内部化する(一体化する)主体」を見なして
マーケティングを行うことが
今後ますます重要になると思った。

ロッテの背番号26のように、外部の費用を払う人
をチームメンバー化し、一体化した世界・価値を提供
すること。

そのために、いかに外部の人を客からご主人様へ
マインドシフトさせるか、これは、エンゲージメントでは
なく、ユニフィケーション、コンジェクションなどと
いった世界になるんではないか?

そして、お客から、ご主人様の関係を築くには

1.世界観があわない人が来ない仕組みをつくる
*もしくは、価値観を変える
2.参加儀式を用意して、マインドシフトを強制化する
*音楽を聴く、衣装を着る、
3.ご主人様が主役化する瞬間をつくる
*一緒に、歌う、体を動かす、撮影をする。

などである。
列記すると分かるのだが、キリスト教の布教活動であり
学校の制度がこれにあたるのがわかる。

そもそも人類にあったコミュニティーである血縁的なムラ
とは別に、後から発明されたコミュニティーとして
宗教があるのだ。
結局は、ある世界観・物語を作り、共有することで、人は生きてゆくし
これが、発展する社会の構造である。(発展する社会は安定性が
低く、バブル状態を引き起こしたり、破壊的な戦争を引き起こしたり
するが、これも、物語の副作用である。)

だからといって、ご主人様になるのは楽しくて、家で、じーっと家族と
いるだけだと、西洋近代に犯されてしまった脳としては
物足りなくなってしまうのでした。

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